生活習慣病
食習慣、運動不足、喫煙、飲酒などの毎日の好くない生活習慣の積み重ねによってひき起こされる病気。
日本人の3分の2近くが生活習慣病でなくなっている。
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麻しん
麻しんとはどんな病気ですか?
麻しんは麻しんウイルスによって引き起こされる一般に小児期に多い急性の感染症です。
麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、その感染力は非常に強いと言われています。
免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。また、麻しんウイルスは、ヒトからヒトへ感染すると言われています。
感染してから約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。2〜3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。
肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。
かつては小児のうちに麻しんに感染し、自然に免疫を獲得するのが通常でした。
近年、大きな流行が少ないことから成人になるまでに麻しんに罹ったことがない場合や小児の時に予防接種をしたという場合でも、大人になって感染する例が目立ってきました。
どのようにロビンは再現しません
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麻しんの予防は?
麻しんワクチンの予防接種が有効です。
1歳になったら予防接種を受けましょう。
また、免疫をより確かに強固なものにするため2006年からは小学校就学前の第二期接種も始まりました。
忘れずに受けましょう。
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妊娠中に麻しんが心配?
妊娠中に麻しんに罹ると流産や早産を起こす可能性があります。
妊娠前であれば未接種・未罹患の場合、ワクチン接種を受けることを検討すべきですが、既に妊娠しているのであればワクチン接種を受けることが出来ませんので、 流行した場合は外出を避け感染者に近づかないようにするなどの注意が必要です。
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日本脳炎
日本脳炎とは、どのような病気?
日本脳炎ウイルスの感染によっておこる中枢神経(脳や脊髄など)の疾患です。
ヒトからヒトへの感染はなく、ブタなどの動物の体内でウイルスが増殖された後、そのブタを刺したコガタアカイエカ(水田等に発生する蚊の一種)などがヒトを刺すことによって感染します。
東アジア・南アジアにかけて広く分布する病気です。
ワーム環帯面積にあるもの
ウイルスを持つ蚊に刺されたあとも症状なく経過する(不顕性感染)場合がほとんど(過去には、100人から1000人の感染者の中で1人が発病すると報告されている)ですが、 症状が出るものでは、6〜16日間の潜伏期間の後に、数日間の高熱、頭痛、嘔吐などで発病し、引き続き急激に、 光への過敏症、意識障害(意識がなくなること)、神経系障害(脳の障害)を生じます。
大多数の方は、無症状に終わるのですが、脳炎を発症した場合20〜40%が死亡に至る病気といわれており、幼少児や老人では死亡の危険は大きくなっています。
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日本脳炎ワクチンとはどんなワクチンですか?
現行の日本脳炎ワクチンは、日本脳炎ウイルスを感染させたマウス脳の中でウイルスを増殖させ、高度に精製し、ホルマリン等で不活化(毒性をなくすこと)したものです。
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日本脳炎予防接種はどのようになっていますか?
予防接種法にもとづく現行の定期予防接種スケジュールは以下のようになっています。
1期(3回) 初回接種(2回):生後6か月以上90か月未満(標準として3歳)
追加接種(1回):初回接種後おおむね1年後(標準として4歳)
2期(1回):9歳以上13歳未満の者(標準として9歳)
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日本脳炎ワクチンを接種することによって、どのような副反応が起こりますか?
まれに接種後直後から翌日に、発疹(ほっしん)、じんましん、そう痒(かゆみ)、等の過敏症がみられることがあります。
また、全身症状としては、発熱、悪寒(さむけ)、頭痛、倦怠感(けんたいかん)、はきけなど、接種部位の局所症状としては、 発赤、腫れ、痛みなどが認められることがありますが、通常は2〜3日中に消失します。
さらに、ごく稀に急性散在性脳脊髄炎(ADEM、アデム)という副反応がみられます。
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日本脳炎の定期の予防接種を受けたいのですが、どうすればよいですか?
市町村の担当窓口に相談してください。
市町村で実施する日本脳炎の予防接種については、「定期の予防接種における日本脳炎ワクチン接種の取扱いについて」 (平成18年8月31日付け健感発第0831001号)によって予防接種を受ける機会を法に基づき引き続き確保するよう厚生労働省から通知されています。
国立感染症研究所感染症情報センターのホームページ上に日本脳炎に関するQ&Aが掲載してあります。
URLは、
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ADEM(アデム、急性散在性脳脊髄炎)とは
ある種のウイルスの感染後あるいはワクチン接種後に、稀に発生する脳神経系の病気です。ワクチン接種後の場合は、通常接種後数日から2週間程度で発熱、頭痛、けいれん、運動障害等の症状があらわれます。
ステロイド剤などの治療により多くの患者さんは正常に回復しますが、運動障害や脳波異常などの神経系の後遺症が10%程度あるといわれています。
麻疹(はしか)、水痘(みずぼうそう)、ムンプス(おたふくかぜ)、インフルエンザなどのウイルスやマイコプラズマなどの感染後にみられ、病原体感染の後におこることもあるといわれています。
ワクチン接種は毎年たくさんの子どもにおこなわれるので、ワクチン後にADEMがみられた場合は、ワクチン接種によるものとウイルスなどの病原体の感染によるもの、あるいは原因不明のものとの区別が困難です。
現在の日本脳炎ワクチンは、製造の過程で微量ながらマウスの脳組織成分が混入する可能性があり(検出限界以下)、この成分によってADEMが起こる可能性が否定できないとされています。
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